2010年6月11日金曜日

議会報告 22年3月定例会 7 予算審議4

『ネット、ケータイ』

問(室崎)《要旨》
ネット、ケータイの問題について、どのような対策をとってきたか。

答(教育委員会指導室長)《要旨》
2月、厚岸町生徒指導連絡協議会主催により翔洋高校で大人を対象にした講演会を実施した。また携帯電話利用の実態調査も行っている。その中でトラブルに巻き込まれたという回答は小学校ではないが、中学校では19%、高校は16%にのぼる。
トラブルの内容は架空請求のメールを受けたというものが多い。
22年度は道教委の委託を受け、町においてサイバーパトロール(インターネット上で行う巡回活動。ネット上の有害情報や違法行為を発見するもの)を行っていく。

問(室崎)《要旨》
ネットの問題は、子供が一方で被害者となるのみならず、ネットいじめ等加害行為を行うという両面がある。問題に対する保護者や教師の理解と問題が生じたときの相談窓口の充実が必要だ。

答(教育委員会指導室長)《要旨》
便利なだけに危険な要素を持ったものだということを、児童生徒だけでなく、保護者にも十分理解して貰うよう繰り返し指導啓発していく。生徒指導連絡協議会とも連携しながら工夫を図っていく。

『心臓震盪、スポーツ障碍』

「心臓震盪」は胸部に衝撃が加わったことにより心臓が停止してしまう状態。多くはスポーツ中に、健康な子供や若い人の胸部に比較的弱い衝撃(胸骨や肋骨が折れるような強い衝撃ではない)が加わることにより起こる。これを救うことができるのは 除細動器AEDが必要。
「スポーツ障碍」とは、スポーツ(運動)をすることで起こる障害や外傷などの総称である。使い過ぎ症候群とも呼ばれる。

問(室崎)《要旨》
心臓震盪について、町はどのような対策をとっているか。

答(教育委員会指導室長)《要旨》
厚岸町でこの事故があったとの報告は受けていない。
現在心臓震盪についての対策はとられていない。
このことで関係者が協議したことはない。

問(室崎)《要旨》
体育指導員はスポーツ障碍について、協議や研修等を行っているか。実技指導者や各スポーツ団体の代表者、体育指導員といった町のスポーツ界のリーダーには、スポーツ障碍について最新の知識と意識が欠かせない。
指導法のまずさ、練習のしすぎ、根性主義などにより児童生徒が体をこわすという例は「厚岸町だけは皆無」とは言えない。

答(教育長)《要旨》
従前には間違った指導法がかなりあったと思う。スポーツ障碍については教育大に専門家の先生もいる。広く関係者の参加を要請し、研修会等を開き、理解を深めていきたい。

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