2009年4月20日月曜日

 厚生文教常任委員会道内先進地行政視察報告書 -5-                                                                                          2.本別町

   本別町は十勝地方の東北部に位置し、面積は391.99㎢、足寄町と池田町に隣接す る。 平成20年4月現在で、人口は8,696人、世帯数3,938世帯、高齢化率 31.19 % となっている。高齢化率は毎年1%に近い割合で進み、それに比して一人暮らし高 齢者や高齢者夫婦世帯も増えている。
  本別町では平成8年に「地域医療推進構想」を策定し、平成12年に本別町国民 健康保険病院(国保病院)、民間老健施設、行政の総合ケアセンターを、保健・医 療・福祉ゾーン「太陽の丘」として1カ所にまとめ、整備した(病院は60床、老 健は80床)。 総合ケアセンターには、行政の高齢者福祉・障害者福祉・在宅介護 支援センターと社会福祉協議会及びヘルパーステーションが入っている。

  本別町は認知症高齢者を地域で支える事業を展開している。     
 現在、どの町も団塊の世代が後期高齢期に入る2015年迄に、認知症高齢者を地 域で支えるシステム作りが急がれている。本別町のこの事業は、今、焦眉のこの課 題に対するさきがけとなるもので、厚岸町にとり大変参考になると確信する。
 また一課一係の仕事ではなく、関連する部署機関が一体となって一つの目的に邁進 する体制・システムを視察したい。
  との目的を持って本別町を訪問した。

  平成20年11月28日 午前9時00分より、本別町総合ケアセンターにおい て、担当職員より説明を受けた。



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