2010年6月11日金曜日

議会報告 22年3月定例会 3 補正予算審議

【予算委員会(補正予算)】

予算委員会は、議長を除く全議員(17名)によって構成されます。
なお委員会での審議は一問一答の形で行われ、回数に制限はありません。
審議は款項目に従って〈目)ごとにおこなわれます。私の主な発言と答弁の要旨をお伝えします。

『ウタリ住宅改良貸付金元利収入』

問(室崎)《要旨》 
元利収入額が年度当初は322万8千円、これが年度末補正で259万3千円減額され、63万5千円となっているが、その内容。

答(福祉課長)《要旨》 
21年度当初で、納入義務者の現年度分の収納予定額と滞納分の収納見込額を合わせて計上した。しかし、今年度分の収納は見込めず、滞納分の収納見込額を残して減額した。
納入義務者の経済状態は現年度分の支払いより滞納分の解消で精一杯といった状態であり、22 年度からは当初予算において、納入義務者より提出された収納計画に基づいた収納予定額を予算 計上(81万円)する方法に変えた。
現在貸付者・納入義務者は5名であり、何れも厳しい経済状況ではあるが、この1年以内で滞納 額を返済できる見込みである。

『AED』(自動体外式除細動器)
心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った場合、電気ショックを与え、正常なリズ ムに戻すための医療機器

問(室崎)《要旨》 
現在、AEDは町内に何台設置されているか。 

答(保健福祉課長)《要旨》 
公共施設には、27台設置されている。
設置場所は、学校(厚岸小、厚岸中、真龍中、真龍小、太田中、太田小、片無去小中、高知小中、床潭小)、保育所(厚岸、真龍、宮園、太田、床潭)、児童館(友遊、子夢希)、町立病院、役場、心和園、BGセンター、温水プール、水鳥監察館、情報館、社会福祉センター、上尾幌消防団、 尾幌酪農ふれあい館、道の駅となっている。

問(室崎)《要旨》 
要所要所に設置されていることはわかった。
各設置場所に於いて、緊急時に素早く適切に使用され、効果を上げられる体制になっているか。

答(保健福祉課長)《要旨》 
各施設の担当者は、ほぼ全員が定期的に救命講習を受講している。これを徹底し、万が一のときにすぐ使える体制を充実させていきたい。また、機器・備品の整備、点検も怠りなく行っていく。

『デイサービス事業収支』

問(室崎)《要旨》 
デイサービス事業収支を見ると、一番悪いときは単年度で4600万円程一般会計からの繰入金 即ち赤字を出していたが、平成16度年あたりから収支の改善が見られ、平成17年は単年度で は1382万円、18年度は単年度で788万円と一般会計からの繰入金(赤字)を減らし、平成19年度では422万円の黒字とした。
しかし、平成20年度は一気に単年度で509万円の赤字となり、21年度は単年度で1574万円の赤字となっている。一旦改善されたものが20年以降、年1000万円ずつ坂を転がるように悪化している理由は何か。20年以降、改善時期と比べて何がどう変わったのか。
実際に現場を統括する管理職がいないのではないか。人的体制は同じか、利用者の要望をきちんと受け止めているか。介護計画を作るケアマネとの意思の疎通が図られているのか。

答(副町長)《要旨》 
一時期は担当者が利用者のお宅を訪問し、お話しをうかがい利用を勧めるといった地道な努力を重ねて、利用の拡大を図り、好評を博してきた。
現在、指摘を受けたとおり、利用者が減ってきている。
現場と協議をし、指摘のあった人員の配置、サービスの向上、ケアマネとの連絡などにつき、良く調整を図り利用の拡大に努める。

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